パトリック・ジュースキント 『 香水-ある人殺しの物語- 』

読んでいるだけで香りでむせかえりそうな小説。しかもいい香りだけでなく、悪臭も全編にちらばっており、弱っているときにはちょっと読めないかも(笑)純粋ゆえに残酷。自分だけにしかわからない孤独。みたいなのが感じられます。すべてこの世のにおい、人フェロモンまでかぎわけられるって・・・怖いって思いました。これ映画化されるみたいですね。香りを題材で表現ってどうするんでしょうね。