最近読んだ本いろいろ

・「うわさの神仏」加門七海
この人、怪談とか呪術とかオカルトチックなものがものすごく詳しいので、読んでいて面白かった。が、若干テンション高めな文章なので、好き嫌いはあるかも。仏の好物は、ろうそくと線香ということで、バリバリ食べるくだりを笑いながら読んだ。

・「100万回の言い訳」唯川 恵
主人公が同年代であり、ディンクスであり、夫婦とは何か?働くとは何か?なんだか人生について色々考えさせられる小説であった。

・「サヨナライツカ」辻 仁成
燃えるような恋してみてーって思わせる一冊。1975年タイ・バンコクが舞台だし、大金持ちの謎の美女ってあたりから、実際にはかなりありえない話ではある。今月末に映画が公開になるので見てみたいかも。