辻村深月 『 冷たい校舎の時は止まる 上・下 』

かなり厚くて読み応えあります。この作者はきっちりしてますねぇ。全員の背景が同じ分量で書かれてますし、後半で「ああ。そういうことか」とちゃんと計算されてます。小説やドラマなどは、言葉(国語)+公式/構成(数学)両方が必要なんですが、数学のほうが得意なのかなぁと。まぁ、推理小説でもありますし。